漆塗りの製品は何も食器等の食生活の面のみでの日用品だけに留まりません。家具や小物、雑貨などのインテリア製品にも伝統の漆塗り技術が用いられています。今回はどのような家具、雑貨等の漆塗り製品があるのか、ご紹介していきます!
本日も前回と同様、「輪島キリモト」さんの商品の中からご紹介いたします。ここでは「このような種類の商品があり、輪島キリモトさんではこのようなデザインである」という商品のご紹介になりますのでご注意ください。それでは行ってみましょう!
「フォトスタンド」「置時計」・・・改めて説明するまでもないほどご存知のアイテムですね。フォトスタンドは少し工夫がなされていて、傾斜を持たせた木の板にあしらわれた突起の上の写真を載せ、その上にガラス盤をかぶせるといったようなシンプルかつ魅力的なデザインになっています。
「名刺入れ」・・・木製の名刺入れなんて珍しいですよね!蒔地技法で傷がつきにくくなるよう仕上げられており、デザイン強度共に洗練されたものである漆塗りの名刺入れは、ビジネスシーンにもふさわしい逸品に仕上がっています。
「ペントレー」・・・日常のなにげない小物入れとしても利用することができ、想像以上に活用できる品です。少し角度がついているので消しゴムなどを分けて収納することもできます。輪島キリモトさんでは拭き漆で仕上げたボールペンも販売しているので、併せて木のぬくもりを感じることのできる文房具セットとしてもオススメです!
他にも「アテハコ」「蓋付きティッシュケース」など、日常生活に木のぬくもりをあたえてくれる日用雑貨のラインナップがございます。それでは次は家具についてのご紹介です。輪島キリモトさんではテーブルを多く扱っているみたいですよ!
「ネストテーブル」・・・ネストテーブルとは一般的に大中小3つのテーブルが1セットになっており、それぞれが入れ子式(ネスト)になっている組み込み式のテーブルのことです。傷つきにくく軽いこのテーブルはベッドやソファの横に置くサイドテーブルにも最適です。
「ちゃぶ台」・・・桐のテーブルは使い勝手が良いものの傷つきやすい一面も持ち合わせています。しかし漆塗りで仕上げることにより、傷つきにくく耐久性にも富んだ逸品に仕上がった輪島キリモト製のちゃぶ台は、軽くて持ち運びにも便利な実用性のとんだちゃぶ台に仕上がりました。
どのインテリアもシックな仕上がりになっており、古臭い感じをさせずに現代のハウスモデルにも違和感なくマッチする逸品に仕上がっているのではないでしょうか?輪島キリモトさんにはこのように多彩なインテリアや雑貨がございます。
輪島キリモトさんではないのですが、ほかにもご紹介したい漆塗りの製品があります。それは漆塗りで仕上げられた昔ながらの木製のおもちゃです。「けん玉」「竹とんぼ」「独楽」など様々な漆塗りのおもちゃがあります。
昔は水鉄砲や万華鏡など竹や和紙、そういった自然由来の素材でできた玩具がたくさんありました。かつて遊んだあのおもちゃを大人になって購入すると、色々な思い出が蘇ってきて、また時間を忘れて遊んでしまうかもしれませんね。
そんなこんなで本日のご紹介もおしまいでございます。2回に渡ってご紹介させていただいた「輪島キリモト」さんの商品は、私ではまだまだ紹介しきれていないものが多数ございます。興味を持っていただけたのならば、ぜひお店に足を運んでいただけると嬉しく思います。